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チャドの環境

スーダン難民18万人以上がスーダンのダルフール地方で起きた暴力から逃れ、国境を越えてチャド東部の人里離れた砂漠に避難している。

世界でも有数の過酷な環境の中、UNHCRは支援活動を行わざるを得ない。膨大な距離、非常に悪い道路状況、焼け付く昼間の気温、砂嵐、不毛な耕作や薪の状況、飲用水の絶対的な不足などが支援活動当初からの課題となった。現在、雨季の激しい雨のため数少ない道路が遮断され、難民が仮設避難所を設置しなければならない場所が浸水し、支援物資の配布が遅れている状況である。

途方もない環境的課題にも関わらず、UNHCRはこれまでに9か所のキャンプを設置し、国境から離れた場所に移動することを望む難民の大多数を移送している。

チャド:国境から難民キャンプへの移送

昨年のスーダン西部のダルフール地方での戦闘開始以来、スーダン難民11万人以上がチャドに避難した。彼らは600キロメートルに広がる砂漠の国境地帯に散らばり、昼間の焼けつく太陽と夜の凍える寒さの中での避難を強いられている。

このような荒れ果てた地域における難民へのアクセスは困難を極める。UNHCR職員は難民の所在地を探すため車で数日間をかけている。国境地帯の爆撃やスーダン民兵による越境攻撃により、難民は危険にさらされており、難民を国境内部のキャンプに至急移送することの必要性が明確に示されている。さらに、5月の雨季の到来により砂にまみれた道路は通過が困難になる。援助関係者は、難民に緊急援助物資を届けるため、時を争っている。

難民の若者

彼らは多くの人々が想像することもできない惨状を目の当たりにした。彼らと同年代の人々が経験したことのないトラウマを抱えている。大人の負担と幼年期の純粋さの間で、世界中の難民の若者は、希望と勇気を持って未来を見つめつづけている。

2003年の「世界難民の日」にあたり、UNHCRは難民の若者に焦点を当て、彼らの苦境やニーズを明らかにするとともに、彼ら自身やコミュニティを助ける力と可能性を称えている。

フォトギャラリー「難民の若者」では、難民の若者たちが避難中や避難後にどのように生活してきたかを紹介する。ボスニアで家が破壊された10代の若者や生まれて初めて故郷のエリトリアを見た少年、乳児の弟の世話に追われるリベリアの少女、ベトナムで学校へ通う帰還民の若者など、どれだけ厳しい状況下に置かれていても希望と期待を胸に抱き、将来を見つめる若者の姿を紹介する。

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