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UNHCR、パキスタン地震の被災者へ支援

急速な冬の訪れを前にして、パキスタンを襲った地震で家を失った100万人以上のために、UNHCRと協力機関は、世界中から集めた数百トンのテント、毛布、その他救援物資配布の速度を速めている。

10月19日から開始したNATO-UNHCR空輸で、総計860トンの物資をトルコのイスケンデルンの備蓄倉庫から送る予定である。それとは別に10月25日までに、UNHCRのチャーター機によって、コペンハーゲンやドバイ、ヨルダンにあるUNHCRの備蓄倉庫からパキスタンへ、14機分以上の物資が輸送されている。

地上では、UNHCRは被害を受けた地域における推計300万人の膨大な需要に応えるため 、被災地で支援物資の支給を続けている。

待ち望んだ帰還の準備をするスーダン南部の人々

スーダン政府とスーダン人民解放運動との間で2005年1月9日に調印された和平合意により、21年間続いた内戦は終わり、スーダン南部は新たな時代へと一歩を踏み出した。50万人の難民、400万人の国内避難民、あわせて約450万人にのぼる避難を余儀なくされた人々にとって、やっと訪れた帰還へのチャンスである。

帰還の準備として、UNHCRとパートナー機関は、スーダン南部において、内戦により破壊された、もしくは、今まで存在しなかった膨大な基本的なインフラとサービスの整備を開始した。他の国連機関やNGOと並んで、UNHCRは帰還する人々が生活を再構築していくための広範囲にわたる事業を実施している。

具体的には、道路建設、学校及び保健施設の建設、自立を促すための所得創出事業といったものが挙げられる。

スリランカ:破片集めから始まる復興

UNHCRの任務は暴力や迫害を逃れてきた難民の保護であるが、これまで前例のなかった自然災害への支援を行うため、スリランカ、インドネシア、そしてソマリアの津波被災者に対して、6か月間、数百万ドル規模の緊急援助活動を開始した。UNHCRはこれまでにスリランカで20年間の活動歴があり、7つの事務所、113人の職員と現地での強固な協力ネットワークによって、最大規模の活動体制が整っている。津波が起こった日、UNHCRはスリランカに設置してあった倉庫から、ビニールシートや調理器具、そして衣服などの貯蔵品を10万人へ配布した。

UNHCRは、スリランカにおいて、北部で続いている紛争によって発生していた国内避難民との合計で88万9000人の国内避難民が存在すると見積もっている。津波が起こる以前、UNHCRは紛争による39万人の国内避難民への支援を行っていた。UNHCRは、紛争によって影響を受けた人々も含め、支援を必要としている人々への支援物資の配布を促進させるため、現在スリランカ中へ活動範囲と倉庫の貯蔵量を拡大している。現在UNHCRは、救援物資の配布や、怪我人、病人を助けるための移動診療へ資金協力を行っている。

チャド東部でのキャンプ生活

約20万人のスーダン難民がダルフールからチャド東部の荒れ果てた砂漠に避難した事を受け、UNHCRはまず、難民が暮らすことができ、現地の資源が著しく乏しく厳しい自然環境の中で生き延びることが出来るようにシェルター、トイレ、水供給、基本的サービスを備えた小さな村を建てることを必要とされた。これまでに11のキャンプが設置され、16万6000人を超えるダルフールからの難民の避難場所となっている。

乾燥した地域での十分な水の供給をはじめとしてさらなる支援が必要とされているが、キャンプでの生活は、学校や日常の活動が始まり、人道支援物資が住民に定期的に配布されていることで一定の安定を保っている。当分の間、UNHCRは既存のキャンプでサービスや生活状況の改善を行い、ダルフールで続く紛争から逃れたさらなる難民のために新しいキャンプを設置する。

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