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ミャンマーのラカイン州北部からバングラデシュに避難する難民が増え続けています。8月25日以降、 42万9000人(9月20日現在)が避難しています。フィリッポ・グランディ高等弁務官はこのほどバングラデシュを訪問し、クトゥパロン難民キャンプなどでロヒンギャ難民と面会したほか、UNHCRが活動する緊急現場の状況を確認しました。
UNHCRはこのほど、ナイジェリアへ自主的に帰還する難民の急増を受け、ナイジェリア北東部での活動を強化するために、新たに950万米ドルの資金提供を求める声明を出しました。今年1月から7月にかけて、約13万5,000人の難民がカメルーン極北部のミナワオやコロファタにある避難地を去り、ナイジェリアへ帰還しています。そのほどんどが女性と子どもで、安全上の問題から家に戻ることができず、厳しい状況下でまた避難民となっています。
紛争、暴力、迫害により世界で強制移動を強いられた人は過去最多になりました。UNHCRが今日発表したグローバル・トレンズ・レポート(年間統計報告書)によると、2016年末時点で家を追われた人の数は6560万人に上り、2015年末時点と比べて約30万人増えました。世界で極めて大勢の人が保護を必要としていることを示しています。
ミャンマーのラカイン州北部で起きた暴力行為により、隣国バングラデシュに逃れるロヒンギャ(ミャンマーのイスラム系少数民族)の人々が急増しています。ロヒンギャの人々を救うためぜひご支援をお願いいたします。
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