アヤ

aya

photo by S.Baldwin/UNHCR

8歳のアヤは、2011年に家族とともにレバノンに避難してきた。現在はトマト、ピーマンやにんじんの畑に囲まれた肥沃なベカー高原の一時滞在場所で千人以上もの難民と一緒に暮らしている。幼い少女は好奇心旺盛で、学ぶことが大好きだが、この2年の間ほとんど学校に通えていない。夢は小児科のお医者さんになることだという。しかし、彼女のお父さんは病気で働く事が出来ないため、近くの学校までの月20米ドルのバス代を払うことが出来ない。兄弟がお金を稼ぐために畑で仕事をする間、アヤは家に残り、障害を持つ11歳の姉、ラビバの世話をしている。家族は「アヤはたくましく、周りを元気にさせる明るさを持っている」と語る。


紛争によって引き裂かれた家族がいる。それは一家族でも多すぎる。

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