J-FUN(Japan Forum for UNHCR and NGOs – 日本UNHCR・NGO評議会)は、難民保護と人道支援に従事する団体が自由に参加できる開かれたフォーラムとして、2006年6月20日の「世界難民の日」に設立されました。
活動情報の交換と発信、政策提言(アドボカシー)、広報活動、ネットワーキング、共同イベントの計画・実施、そして長期的には、難民問題や人道支援に関わる団体の認知度を向上し、難民保護・人道支援活動が実施しやすい環境整備を目的としています。
J-FUNの運営はUNHCRとNGOから毎年選出された共同議長によって行われ、UNHCR駐日事務所が事務局の機能を提供しています。J-FUNは政策提言、広報・イベント、そして支援活動に関する情報共有を中心に、UNHCRとNGOの現場におけるパートナーシップの拡大、人道支援活動のための環境整備、難民問題や人道支援に関する啓発活動を行っています。
J-FUNはUNHCRとNGO両者の協力関係が厳しいルールによって限定されてしまうものではなく、今もなお進行中のすべての可能性に対して柔軟に対応できるフォーラムであることを目指しています。
参加資格も難民保護・支援活動に 関わっていて、J-FUN会合への定期的な参加が可能であることだけが条件となっています。
J-FUNは以下の活動を過去に行っています。
- 活動情報の交換: シリアや南スーダン情勢に関する現場情報の交換
- 共同イベント: グローバル・フェスタにおける共同イベント
- 啓発活動: シリア情勢に関するJ-FUNシンポジウムの開催
- 意見交換: UNHCR高等弁務官やUNHCR地域局長との意見交換会
- 政策提言: UNHCR議員連盟との懇談会
- 情報共有・研修: UNHCR eCentre(国際人道援助緊急事態対応訓練地域センター)による安全管理の研修、UNHCRのプログラム管理、実施パートナー選定基準、緊急事態待機パートナーなどに関する情報共有など
参加にご興味のある団体、またはオブザーバーとして参加されたい団体は、J-FUN事務局までご連絡ください。皆様の活発な参加をお待ちしています。
J-FUN事務局
小坂 順一郎
J-FUN主要参加団体 (2020年5月現在)