数字で見る難民情勢(2018年)

世界では108人に1人、2秒に1人が故郷を追われています

 

紛争や迫害によって移動を強いられた人 —– 7080万人

7080万人のうち、国内避難民が4130万人、難民が2590万人、庇護申請者が350万人

2018年に新たに移動を強いられた人 —– 1360万人

1360万人のうち、国内避難民が1080万人、難民と庇護申請者が280万人

最大の受け入れ国 —– トルコ

1.トルコ 370万人(4年連続1位)
2.パキスタン 140万人
3.ウガンダ 120万人
4.スーダン 110万人、ドイツ 110万人

* 世界の難民の84パーセントが開発途上国で受け入れ、先進国は全体のわずか16%

難民発生国 —– 67%が5カ国に集中

全体の3分の2以上、難民の67%が、シリア(670万人)、アフガニスタン(270万人)、南スーダン(230万人)、ミャンマー(110万人)、ソマリア(90万人)で発生

第三国定住  —– 9万2400

各国政府の統計によると、2018年に第三国定住を許可されたのは9万2400人

庇護申請者  —– 350万人

2018年末時点で350万人が庇護申請中

新たな庇護申請  —– 170万人

新たな庇護申請170万人のうち、アメリカが25万4300人で第1位、ペルーが19万2500人、ドイツが16万1900人、フランスが11万4500人、トルコが8万3800人と続く

18歳未満の子ども  —– 2人に1人

難民のうち18歳未満の子どもの割合は5割。2009年は41%で増加を続け、この数年は同じ。11万1000人が保護者を伴わない、避難の途中ではぐれており、2万7600人は個人で庇護を申請している

無国籍者  —– 78カ国390万人、実数はさらに多い

国籍が与えられず、教育、保健医療、雇用、移動の自由などが認められない無国籍者は、各国政府が取りまとめたデータとUNHCRに報告された数を基にした統計が78カ国390万人。UNHCRはさらに多い数字を見込んでいる

 

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