【プレスリリース】MIYAVI、UNHCR親善大使としてバングラデシュのロヒンギャ難民キャンプを訪問

UNHCR親善大使のMIYAVIが初めてバングラデシュを訪問し、ミャンマーから避難してきたロヒンギャ難民の生活の様子を視察します。2017年8月25日の衝突以降、バングラデシュに避難してきたロヒンギャ難民の数は68万8,000人を超えています。

今回は南東部のコックスバザールで、世界最大規模といわれる58万5,000人のロヒンギャが暮らす難民キャンプを訪問予定です。現地では難民との面会に加え、UNHCRがバングラデシュ政府の支援、他の関連団体との連携のもとで行っている支援現場を視察。難民の子どもたちの前での演奏も予定しています。

MIYAVIはこれまで自身のSNSなどを通じてUNHCRの活動について積極的に発信しており、ファンをはじめ多くの人に難民問題への関心を喚起してきました。なかでも難民の子どもたちに対する教育の必要性を訴えています。

「UNHCRの緊急支援を視察するのは初めてで、現場にどのような課題があるのかを知りたいと思っています。難民の方々から直接お話を聞くことはとても重要であり、彼らがどのような困難に直面しているのか、特に子どもたちが自身の生活をどのように向き合っているのかを、しっかりとこの目で見たいと思います」と決意を述べています。

コックスバザールでUNHCRの緊急支援を統括するケビン・アレンは、「UNHCRの活動を彼が発信してくれるようになり、若者たちを中心に、難民問題への関心が広がっているのを感じます。そういった意味においても、今回MIYAVIの訪問はとても意義深いことです」と話しています。

MIYAVIはミュージシャン、俳優として国内外で活躍しており、2017年11月に日本人として初めてUNHCR親善大使に任命されました。

親善大使就任前も2015年に初めてレバノンの難民キャンプを訪問、難民問題への関心をさらに高め、2016年に再訪しています。また、昨年にはタイでミャンマーから逃げてきたカレン族の難民を訪問しています。

そのほかにも、#WithRefugees #難民とともになどUNHCRのキャンペーン、2017年にはナンセン難民賞の授賞式で演奏を行うなど、音楽を通じてもUNHCRをさまざまな形でサポートしてきました。

また、2018年1月にはニューヨークの国連本部で、国連日本政府代表部主催の「第6回“Peace is…”」に出演。難民問題の解決への思いを込めた楽曲「The Others」を演奏し、アフガニスタンの難民でラッパーのソニータとも共演しています。

UNHCR親善大使MIYAVIのページ(英語)も合わせてご覧ください。

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