第1回EKIDEN for PEACE 2008 富士山チャリティー駅伝大会

瀬古利彦氏の「走ることで社会に恩返しを」という思いのもと 『EKIDEN for PEACE 2008』を開催することになりました。

【UNHCR駐日事務所 代表からの言葉】

長期化した難民キャンプでは、人間としての生活の質をいかに向上させるかが大きなテーマです。スポーツは楽しみの少ないキャンプにおいて、平和時の感覚を取り戻す助けになります。スポーツを通じてた難民支援は、UNHCRが掲げる難民支援の政策の1つです。

UNHCRは、日本で生まれた「EKIDEN」が、難民支援に適したスポーツの1つであると考えています。コースをいくつかの区間に分け、各区間を受け持つ走者が一本のタスキに心を込めゴールまで運んでゆくチームワークが必要とされるスポーツであること。また、自己を見つめると同時に、チームメートに対する思いやり、助け合いの精神が求められること。一緒のチームの一員としてお互いを理解し目標に向かって努力すること。人の絆を象徴するタスキをつなぐ「EKIDEN」は、過去に辛い思いをした難民キャンプで生活する人々の心を癒し、生きる活力を与える一助となると思われます。又、遠い日本の人々が、難民のことを支援してくれていることを知って、元気の出る人も多いことでしょう。

タンザニアはアフリカ最大の難民受入国の一つであり、また、瀬古氏と現役時代多くの名勝負を繰り広げたジュマ・イカンガー氏の出身国でもあります。両氏が協同で「EKIDEN」を通じて難民支援を行なってくださることは、この計画の真剣さを感じさせ、今後の息長い支援につながっていけば、それに勝る喜びはありません。

*富士山チャリティー駅伝大会での参加料収入の一部は、タンザニア難民キャンプ駅伝大会に使用されます。

 

《開催概要》

日時: 2008年9月28日(日)
開催地: 山梨県 富士吉田市(滝沢林道)
主催: 「EKIDEN for PEACE 2008 富士山チャリティー駅伝大会実行委員会」、
富士吉田市体育協会、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)、
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、その他
参加料: 駅伝1チーム2万円 個人5000円
事務局締め切り日: 2008年9月初旬
問合せ : 富士山チャリティー駅伝大会エントリーセンター
〒152-8532 東京都目黒区原町1-31-9
TEL:(03)3714-7924
(平日10:00-17:00 ※8/9~8/17 を除く)