吉田潤・駐モーリタニア特命全権大使 ムベラ難民キャンプを視察

3月26日〜27日、吉田潤・駐モーリタニア特命全権大使がモーリタニア南東部にあるムベラ難民キャンプと、キャンプの受け入れコミュニティである周辺の村を訪問した。吉田特命全権大使は、日本政府による支援がどのように活動に活かされているかを視察するとともに、UNHCRが携わっている食糧、医療支援や栄養改善、給水支援、教育支援などのプログラムについて説明を受けた。日本は、モーリタニアに避難しているマリ難民のため、支援物資、衛生用品、シェルター等の調達、また難民登録、難民の自立支援プログラム、難民キャンプと受け入れコミュニティの共存をサポートしてきた。

2015年日本政府はUNHCRを通して、モーリタニアでの難民支援に320万米ドルを拠出し、ムベラ難民キャンプと受け入れコミュニティの支援活動に充てられている。

ムベラ難民キャンプでの難民登録の様子を視察する吉田潤・駐モーリタニア特命全権大使(写真左から2番目)

 

ムベラ難民キャンプで避難生活を送るマリ難民に向けて話をする吉田特命全権大使

 

日本政府はムベラ難民キャンプでUNHCRの活動を支援しているが、その中にはUNHCRの水と衛生支援プログラムも含まれている。

(写真:©UNHCR/Agron Dragaj)