Tokyoリリース

【日本への第三国定住 ミャンマーから4家族が成田空港に到着】

2013年9月27日 

2013年9月27日 日本発

第三国定住によるミャンマー難民18人が今日(9月27日)夕方、成田空港に到着した。到着したばかりの家族は、報道陣のカメラに笑顔を見せながら空港の到着ロビーを通り抜けた。



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                                        ©UNHCR/A.Kitagawa
 
第三国定住プログラムで今日到着したのは、主にタイのヌポ、メラマルワン、メラウー難民キャンプから4家族、計18人。この中には0歳から 15歳までの子ども10人が含まれている。今回は、受け入れ対象となる難民キャンプが拡大され、新たにメラマルワンとメラウーという2つの難民キャンプが加わり、それぞれのキャンプから難民を迎えることとなった。

7年間のキャンプ生活の後、家族とともに今日日本に到着した男性は、「私達をあたたかく迎えてくれたことに感謝致します。まず、日本語を勉強したいです。」と力強く語った。
来日した4家族は、政府の委託を受けて難民の定住促進を行なっている「難民事業本部(RHQ)」の定住支援施設で日本語教育、社会生活適応指導、職業紹介など、日本で新たな生活を送るための研修と支援を受ける予定だ。

※「第三国定住」による難民の受け入れをおこなっているのはアジアでは日本が唯一の国である。2008年に決定した日本の「第三国定住」による難民の受け入れは、タイで避難生活を送るミャンマー難民を毎年約30名、受け入れるというパイロットプロジェクトとして2010年に開始された。これまでに9家族(計45名)が来日している。
第三国定住についてはこちら

 

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