60周年を迎えたUNHCR、『世界難民の日』イベント

 

2011年6月10日

ジュネーブ、(6月10日)発、
UNHCRは60周年を迎えるにあたり、6月20日の世界難民の日を通して、各国より難民に対する思いを世界中へ発信していく。

UNHCRは様々な媒体を通して「One」キャンペーンを開始し、今後6か月にわたり、移動を余儀なくされた人や無国籍者たちのストーリーを伝えていき、世界の難民に対する関心を高めていくこと。キャンペーンが掲げるメッセージは「One Refugee Without Hope is too Many(たとえ1人でも希望を持てないならば)」。アンジェリーナ・ジョリーUNHCR親善大使も世界難民の日に向けたメッセージとして発信し、「Do 1 thing(何かひとつ始めよう)」と訴えかけている。

各国で個性あふれるイベントが企画される中、本年の世界難民の日(6月20日)の注目の一つは、アントニオ・グテーレス高等弁務官のイタリアの首都ローマにおける、年間統計報告とUNHCRの支援対象者数の発表となる。グテーレス高等弁務官は加えて、イタリアのジョルジオ・ナポリターノ大統領と6人の難民、第二次世界大戦でナチスの迫害から生還したポーランド人らが出席する特別記念行事で議長を務める。 この日を記念して、例年に続き、ローマの古代コロッセウムだけでなく、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングなど世界各国の建造物もが国連のブルーに染まる。そして今年は初めて日本の東京タワーも6月20日(月)に青く点灯することで、世界中からの注目を集めている。

【日本におけるイベント】
世界難民の日記念シンポジウム《日本の難民保護の30年:これまでの道のりと今後の展望》 
世界難民の日イベント《6/20(月) 東京タワー 点灯セレモニー》     

【ビデオメッセージ】アンジェリーナ・ジョリーUNHCR親善大使によるビデオメッセージ(字幕付)  

【世界各国におけるイベント】詳細についてはこちら(英語) 

 

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