ベン・スティラー、ドイツで難民と対面

2016年2月11日 

シリアのアレッポから避難してきた家族と対面するベン・スティラー © UNHCR/Jordi Matas
© UNHCR/Jordi Matas
シリアのアレッポから避難してきた家族と対面するベン・スティラー

俳優のベン・スティラーはこのほど、ドイツの首都ベルリンで難民の家族と対面しました。2015年に欧州に安全を求めて避難してきた100万人以上の難民や移民のうちの一家族です。ベンは緊急シェルターを訪問し、ドイツや欧州各地の状況やシリア危機について話し合いました。

写真の家族は、シリアのアレッポから避難してきました。ドイツ語を勉強し、ドイツのコミュニティに溶け込んで仕事を探すためのスキルを身につけようとしています。一番の希望は、2人の子どもが再び学校に通えることになることです。

家族と対談したベンは「最も印象に残ったことは、彼らが自分たちや家族の生活を前進させるために努力していることです。紛争で家や生活を失い避難せざるを得なくなり、ほかに安全な方法がないために、わが子を違法な業者に託して欧州に来なければならないなんて。こうした困難に直面しても、将来、特に子どもの将来についてはとてもしっかりした目的意識を抱いています」と述べています。また、「欧州各国に多くの難民、移民が押し寄せていることで課題があることは明白です。簡単な解決策はないでしょうが、個人個人に人道支援が行き届くことが重要だと思います」と語りました。

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