【シリア紛争5年目】アンジェリーナ・ジョリー特使メッセージ

2015年3月14日 

2015年1月にイラクのドミズキャンプを訪れたジョリー特使 © UNHCR/A.McConnell
© UNHCR/A.McConnell
2015年1月にイラクのドミズキャンプを訪れたジョリー特使

シリア紛争5年目に寄せられた、アンジェリーナ・ジョリー・ピットUNHCR特使のメッセージはこちら:

「シリア紛争の解決に向け、これほどまでに国際社会の対応が遅れていることに強い憂慮を感じます。

21世紀最大の人道危機を前に国連安保理が何も出来ていないことに対し、人々は困惑し、憤りを隠せないのは当然です。

信じられないことに基本的な人道支援もままならない状態なのです。

その間にも、周辺国及び人道支援にあたる国際機関はすでに限界に達しています。

おぞましい犯罪行為が罰せられることなく、日々シリアの人々が犠牲となっている由々しき事態は不快極まりません。

この責任は私たち全員にあります。

紛争の政治的解決に向け、各国政府は今すぐ歩み寄るよう求めます。

国際社会は、戦争犯罪を決して許さず、難民、避難民そして生存者の保護を怠らないことを表明し、シリア紛争解決の義務を果たすよう要請します。」


▼原文はこちら

▼【プレスリリース】5年目に突入するシリア危機 国際社会へ更なる支援を要請 はこちら

▼アンジェリーナ・ジョリー特使について関連記事などこちら

 

• 今すぐご寄付 • ・ ジュネーブ本部 ・ ・ 国連UNHCR協会 ・ ・ お問い合わせ ・

 

ジョリー特使イラク再訪 Play video

ジョリー特使イラク再訪

アンジェリーナ・ジョリーUNHCR特使は、イラクの国内避難民の避難地域を訪れ、監禁されながらも 脱走して暗闇を徒歩で逃れてきた避難民や、拘束を解かれて避難してきたばかりの女性などの話に耳を傾けた。