(ニューヨーク)— カンボジアのフン・セン首相が今週、統治30周年を迎える。これを受けてヒューマン・ライツ・ウォッチは本日発表の報告書で、影響力を持つ各国政府およびドナー国が、カンボジアの人権と民主的改革の取り組みを強化する必要性ははっきりしていると述べた。2015年1月14日は、フン・セン首相が1985年の同日に首相として政権の座についてから30年の節目となる。
これでフン・セン首相は、世界で6番目に長く政治指導者として君臨していることになる。この期間は、ウガンダのヨウェリ・ムセベニ大統領を追い抜き、ジンバブエのロバート・ムガベ大統領のすぐ後ろに続くものだ。